
それにしても、月曜の東京はすごい雪でした。
これ、東京タワーなんですが、ぼやけてよく見えませんでした。
実はこの日、2011年度JRA賞の授賞式でした。
レース後の表彰式と並んで、競馬界で「最も嬉しい式」であり、
みなさんの笑顔が溢れているので、こちらまで幸せな気分になってきます。
ということで、せっかくですので写真を何点かアップしておきます。

今年から司会は中野雷太さん&佐藤藍子さんと、フレッシュなお二人になりました。

注目の馬事文化賞は、『消えた天才騎手 最年少ダービージョッキー・前田長吉の奇跡』を執筆された、島田明宏さんが受賞されました。
たびたび原稿をお願いするなど、『優駿』とも関係が深いライターさんが受賞されたということで、編集部にとっても嬉しいニュースでした。

おめでたいニュースですから、写真をもういっちょう!
島田さん、タキシード姿でビシッと決めています。
あっ、もともとお持ちだったのか、今回購入されたのか、はたまたレンタルだったのか、聞くのを忘れました...。

こちらは騎手、調教師の表彰です。
右から、池江泰寿調教師、堀宣行調教師、角居勝彦調教師、福永祐一騎手、岩田康誠騎手です。
騎手・調教師コメントの中から、会場が盛り上がったものを2つ、ご紹介します。
~その1~
インタビュアー「三冠トレーナーとなり、次なる目標は?」
池江調教師「凱旋門賞トレーナーです」
インタビュアー「今年の目標は?」
池江調教師「凱旋門賞制覇です」
~その2~
福永騎手「今年は打倒・岩田康誠! 一緒に盛り上げていきます」
JRAでは全国リーディングだった福永騎手ですが、
JRA賞の表彰は地方の指定交流競走の勝ち星も含むため、
「最多勝利騎手」の座は岩田騎手に譲りました。
この発言は、勝ち鞍はもちろん、内容的にも文句なしで「日本でトップ」と言われるような成績を残す、という決意表明だったと思います。
ということで、今年の競馬も盛り上がりそうです!
そんな思いを抱きつつ、会場をあとにしてきました。
★本日、『優駿』2月号が発売!★
メイン特集は、競馬の1年間を総まとめにする「2011年の蹄跡」です。
活躍した馬、人、印象的な出来事など、すべてまとめてあります。
加えて、DVDには2011年のGⅠ/JpnⅠ全レース、さらにブエナビスタの引退式が収録されていますので、
競馬ファンなら必ず購入していただきたい内容となっています。
ということで、先週お伝えしましたとおり、担当ページを少し紹介しましょう。
・「ウオッカvsダイワスカーレット ライバル対決の第二章がスタート」
→記憶にも記録にも残る2頭の名牝が、ともに繁殖牝馬となりました。
競馬の一番の魅力は、「血」が紡ぐ物語だと思いますので、
2頭の産駒が切磋琢磨しながら、ターフを盛り上げてくれることを願っています。
そうそう、ウオッカもダイワスカーレットも、初年度産駒は過去の『優駿』誌上でご紹介しましたが、
ダイワスカーレットの2年目産駒は初めての掲載となりました。
父キングカメハメハの牝馬ですが、実に良い馬体をしています。必見です!
・「キングカメハメハ、ディープインパクト 種牡馬戦線の新たな流れを斬る」
→2010、2011年と2年連続リーディングとなったキングカメハメハと、
同じく2年連続で2歳種牡馬チャンプとなったディープインパクト。
この2頭の話を中心に、種牡馬界の新たな流れを紹介します。
特に締めの部分の話は、興味深いと思いますよ!
長くなりましたので、そのほかは来週以降に......ご紹介......できるかな!?
【Kon】