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11月の最初は、BCとJBC

 早いもので今日で10月は終わり。

 凱旋門賞にはじまり、日本では3週連続のGⅠ開催と、あっという間の1カ月でした。

 11月に入って1週目は中央のGⅠはお休みですが、

 日本時間の4日(日)早朝にはアメリカでブリーダーズCが、

 5日(月)には"ダート競馬の祭典"JBCが地方の川崎競馬場で行われます。

 トレイルブレイザーが出走するブリーダーズCターフは、

 グリーンチャンネルでの中継も決まりました。

 

 先日、とあるライターさんと話をしていたところ、

 その方はブリーダーズCに行って、その日の夜の便で帰国してJBCに向かうとのこと。

 BC to JBC。いやはや、すごいです。

 

 さて、『優駿』でも10月号でお知らせしましたように、

 地方競馬の馬券がJRAインターネット投票でも買えるようになりました。

 もちろん、JBCの馬券も買えます。

 詳しくはこちらのページをご覧ください。
 ↓
 http://www.jra.go.jp/dento/info/2012/0924.html

 

 毎月のダートグレードダイジェストを担当者として、

 JBCの見どころをざっと紹介していきますと、

 JBCレディスクラシックは、女王ミラクルレジェンドの連覇なるかが一番の注目点でしょうか。

 当初は今年の牝馬クラシック戦線を賑わせたアイムユアーズにも登録があり、

 初めてのダートでどういう走りを見せてくれるのかと楽しみにしていたのですけど、

 今日になって回避の知らせが入ってきました。

 

 JBCスプリントは、前走で久々にダートグレード競走を勝ったラブミーチャンに個人的には注目しています。

 中央からは、昨年の優勝馬スーニや、昨年2着のセイクリムズンなどが出走を予定しています。

 

 JBCクラシックには、ドバイワールドC以来の出走となるトランセンドが登場。

 さらに、07~09年までこのレースを3連覇したヴァーミリアンの弟、

 ソリタリーキングが初のビッグタイトルを狙って出走します。

 鞍上は浜中俊騎手に決定した模様です。

 

 このJBCクラシックに出走予定のJRA所属馬は、現在のところ5頭とも5~7歳。

 若い馬たちはどこに向かったのかといえば、

 4日(日)の中央競馬、京都で行われる重賞みやこSにエントリーしています。

 ダート無敗の3歳馬ハタノヴァンクール

 こちらもダート戦ではほぼ完璧な成績を残している

 4歳馬ローマンレジェンド(JBCレディスクラシックの有力馬ミラクルレジェンドの弟です)。

 そのほか、レパードS勝ち馬の3歳ホッコータルマエや、

 昨年のジャパンダートダービーを優勝した4歳馬グレープブランデーなどが出走予定。

 なかなか豪華なメンバーがそろいました。

 

 楽しみな馬たちが出てくるJBCとみやこS。

 ひと月後のジャパンCダートで双方のレースの上位馬が顔を合わせることになるのでしょうか。

 4日、5日の両レースは、先を見据える上でも見逃せません。

 

 以上、ジャパンCダートプレビューのページを担当しているのに、

 何も手が付けられていないTBTがお送りしました。

 

 【TBT】

優駿11月号は好評発売中!

B入場.jpg

 

なぜオルフェーヴルは凱旋門賞を勝てなかったのか

 

人によって、見解が分かれていますよね。

もちろん、なにかしらの真実があり、その正解はオルフェーヴルに聞いてみないとわかりませんが、

勝てなかった大きな要因が、直線で抜け出してからの斜行であることは間違いないでしょう。

 

そのあたりについて、『優駿』11月号には、

管理する池江泰寿調教師、騎乗したクリストフ・スミヨン騎手などのインタビュー記事として載っています。

 

一方で、ライターさん、カメラマンさん、海外のジャーナリストなどが色々な説をとなえましたが、

個人的に面白いなと思い、「あるかも」と思ったのは、「内ラチ沿いにいた観客を見に行った」というもの。

日本の競馬ではあれほど近い場所にファンが入ることはないですし、

フォワ賞のときも内ラチ沿いに人がいることはいますが、数が段違いですからね。

もともとラチを頼るところがあるでしょうし、

オルフェーヴルの場合、そんな理由でも「そうかもな」と思ってしまいます。

 

とにかく、いろいろな意味で日本競馬の"転換期"となる、

いつまでも語り継がれるべきレースだったと思います。

現在発売中の『優駿』11月号は、DVDにレース映像が収録されていますし、

レース詳報や関係者インタビューのほか、日本&欧州のホースマンがみたオルフェーヴルについてもまとめています。

第91回凱旋門賞のすべてがつまっていますので、ぜひご購入ください!

 

Bトロフィー.jpg

 

 

 

 

この"凱旋門トロフィー"を、日本に持って帰る日が、必ず来ると信じています。

機会があったら、持ってみたいですが、それはさすがに無理か...。

 

 

 

 

そうそう、今月号で触れないわけにはいかないのが、この企画です。

近代競馬150周年 特別対談 「岡部幸雄×福永祐一

 

競馬ファンは必見でしょう!

ジョッキー同士の熱い語らいが繰り広げられています。

これを読めばきっと、福永騎手のレースぶりが気になるはずですよ。

岡部さんの"観察眼"もさすがの一言です。

 

近代競馬150周年特別対談シリーズはこれで全3回が終了したことになりますが、

今後も面白い対談がセッティングできればよいなと思います。

お楽しみに。

【Kon】 

ゆうしゅんPOG対象馬の新規馬名決定

「ゆうしゅんPOGノート選手権2012~2013」対象馬で競走馬登録された馬をお知らせいたします。

018番アゼリの10 ⇒ アメリ(栗東・池江泰寿厩舎)

023番オリエンタルアートの10 ⇒ リヤンドファミユ(栗東・池江泰寿厩舎)

076番リュウシンティアの10 ⇒ レフア(美浦・水野貴広厩舎)


 

編集部員のGⅠリポート④ 天覧競馬

昨日は天皇皇后両陛下の行幸啓を賜り、

第146回天皇賞・秋が東京競馬場で行われました。

 

天皇賞場内装飾.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時折、雨が降る天候となりましたが、

好メンバーが顔を揃えた一戦に大勢のお客様が訪れていました。

 

今年の天皇賞は近代競馬150周年記念競走と銘打たれていましたが、

それに因みレース前には伝統馬事芸能の「チャグチャグ馬コ」と

「相馬野馬追」のお披露目がありました。

伝統馬事芸能.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

初めて間近で見ましたが、やはり迫力があり衣装も素敵でしたね。

 

チャグチャグ馬こ.JPG 相馬野馬追.JPG

 

また国歌演奏などもあり、普段のGⅠレースよりも神聖な雰囲気の中、

天皇賞・秋は行われました。

レースはご存じの通り、シルポートが大逃げを打ち場内を沸かせましたが、

エイシンフラッシュが直線で内埒沿いから抜け出すと、

1番人気フェノーメノの追撃を振り切って優勝しました。

 

エイシンフラッシュ.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

レース後、鞍上のM.デムーロ騎手が芝コース上で馬を降り、

ヘルメットを脱いで、片膝をつき、天皇皇后両陛下に敬礼した瞬間は、

日本競馬史に残る名シーンだったと思います。   

                                                    

                              藤原調教師.JPG

共同会見で藤原英昭調教師は

「12番枠を引いてどう乗るのか、

騎手と話し合ったが、その通りに騎乗してくれた」

と鞍上を褒めていました。

 

 

 

 デムーロ騎手.JPG

またM.デムーロ騎手は

「直線に入ってよく反応してくれた。

先頭に立ってから走りたがらない

雰囲気もあったので鞭を入れた」と

話されていました。


 

 ダービー馬が復活をアピールする走りとなりましたが、

敗れた2着フェノーメノ、3着ルーラーシップらと共に

次走はジャパンCに向かうと思われます。

ここにはすでにジェンティルドンナが出走を表明していますし、

この秋は楽しみなレースが続きそうですね。


【Maria】

 

金曜ブログ看板2.jpg 

 

先週から、金曜ブログリニューアルしまして、

週末に行われるGⅠ(GⅠがない週は他の重賞)の「知っ得データ」をご紹介しています。

内容は、競馬を見る上で面白そうなデータ、馬券に役立ちそうなデータなどをいくつかピックアップしてみるというもの。

ひとまず年内は続けていきますので、ご贔屓のほど、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

さあ、今週行われるGⅠは中距離ナンバーワン決定戦の天皇賞・秋

凱旋門賞に挑んだオルフェーヴルを除く中距離戦線のトップホースたちが一堂に会し、

興味深い一戦となりました

出走馬&枠順は以下のURLからご確認ください。

http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2012/1028_1/syutsuba.html

 

 

CIMG7753.JPG 

日曜日の東京地方は今のところ「曇後雨」、降水確率70%の予報。

やっぱり競馬は晴天のもとで楽しみたいので、晴れてくれ~!

 

 

<データ1>

史上初、無敗の天皇賞馬の誕生なるか!?

今年1月21日のデビュー以来5戦5勝の成績を残しているカレンブラックヒルが、

史上初となる無敗での天皇賞制覇を目指します。

もし優勝すれば、デビュー6戦目での"古馬GⅠ"制覇となり、

グレード制を導入した1984年以降、

ファインモーション(2002年エリザベス女王杯)、

リアルインパクト(2011年安田記念)に並ぶ最少キャリア勝利。

果たしてカレンブラックヒルは、146回を数える歴史にその名を刻むことができるか。

 

 

<データ2>

親仔Vを狙うカレンブラックヒルとルーラーシップ

ダイワメジャー産駒のカレンブラックヒルが、史上3組目の天皇賞・秋父仔制覇を目指します。

父ダイワメジャーは、秋の天皇賞に3度出走しており、

3歳時17着(2004年)、5歳時1着(2006年)、6歳時9着(2007年)の成績を残しました。

カレンブラックヒルは、ダイワメジャーの初年度産駒で、

NHKマイルCでは同産駒初のGⅠ制覇を遂げていますが、

父仔2代で天皇賞のタイトルを手にすることができるかどうか。

ちなみに、ダイワメジャーは、昨年、JRAファーストシーズンリーディングサイヤーに輝いており、

今年も10月21日終了現在で、2歳=1位、総合=6位の成績です。


過去の天皇賞・秋父仔制覇は以下の通り。

1970年秋メジロアサマ→1982年秋メジロティターン

1999年秋スペシャルウィーク→2010年秋ブエナビスタ

 

また、エアグルーヴ産駒のルーラーシップは、史上2組目の天皇賞母仔制覇を目指します。

母エアグルーヴは、1997年秋の天皇賞でバブルガムフェローとの激しい叩き合いを制し優勝しましたが、

ルーラーシップは初の天皇賞でどんな走りを見せてくれるのでしょうか。

Vなら、天皇賞母仔制覇は「母トウメイ(1971年)=仔テンメイ(1978年)」以来34年ぶりの快挙となります。

ちなみに、エアグルーヴ産駒の天皇賞成績は、

アドマイヤグルーヴが2004年秋=3着、05年春=11着、05年秋=17着、

フォゲッタブルが2010年春=6着、11年春=16着となっています。

 

 

<データ3>

同年のダービー2着馬はこれまで連対率100%

今年の3歳馬は、5戦無敗のカレンブラックヒルを筆頭に、

ダービー2着のフェノーメノ、毎日王冠2着のジャスタウェイといった実績馬が、

天皇賞・秋に駒を進めてきました。

 

初めて古馬との戦いに挑むフェノーメノは、ダービーでは惜しくもハナ差の2着に敗れましたが、

青葉賞、セントライト記念とGⅡを2勝しています。

これまで3歳時に秋の天皇賞に出走したダービー2着馬は、

1995年ジェニュイン2着2002年シンボリクリスエス1着と、

連対率100%の成績を残していますが、

果たしてフェノーメノは、ここでダービーの無念を晴らすことができるのか。

 

ダービー2着馬のその後のGⅠ制覇は以下の通り。

ただし、グレード制導入後の1984年以降に行われたJRA+海外のGⅠを対象。

1990年メジロライアン→1991宝塚記念

1991年レオダーバン→1991菊花賞

1992年ライスシャワー→1992菊花賞、93・95天皇賞・春

1993年ビワハヤヒデ→1993菊花賞、94天皇賞・春、宝塚記念

1995年ジェニュイン※→1996マイルチャンピオンシップ

1996年ダンスインザダーク→1996菊花賞

1997年シルクジャスティス→1997有馬記念

1999年ナリタトップロード→1999菊花賞

2000年エアシャカール※→2000菊花賞

2001年ダンツフレーム→2002宝塚記念

2002年シンボリクリスエス→2002・03天皇賞・秋、02・03有馬記念

2003年ゼンノロブロイ→2004天皇賞・秋、ジャパンC、有馬記念

2004年ハーツクライ→2005有馬記念、06ドバイシーマクラシック

2007年アサクサキングス→2007菊花賞

2010年ローズキングダム※→2010ジャパンC

※はダービー前にGⅠを勝っている馬

 

 

<データ4>

過去10年で4勝の外国人騎手にも注目!

近年、GⅠレースでの外国人騎手の活躍が目立っていますが、

天皇賞・秋でも過去10年間で、

O.ペリエ騎手(2003・04年)

C.スミヨン騎手(2010年)

N.ピンナ騎手(2011年)と4勝を挙げています。

 

今年は、I.メンディザバル騎手がルーラーシップで、

M.デムーロ騎手はエイシンフラッシュで、

C.スミヨン騎手がトーセンジョーダンで参戦予定です。

 

外国人騎手の天皇賞・秋成績は以下の通り。

2000年M.ロバーツ(ユーセイトップラン6着・13番人気)

2002年O.ペリエ(トーホウシデン5着・11番人気)

2003年O.ペリエ(シンボリクリスエス①着・1番人気)

2004年O.ペリエ(ゼンノロブロイ①着・1番人気)

2004年C.ルメール(ダンスインザムード2着・13番人気)

2005年C.ルメール(ハーツクライ6着・2番人気)

2005年O.ペリエ(ハットトリック7着・11番人気)

2007年O.ペリエ(ポップロック4着・4番人気)

2008年O.ペリエ(トーセンキャプテン16着・14番人気)

2008年C.ルメール(タスカータソルテ17着・5番人気)

2009年C.スミヨン(アドマイヤフジ10着・15番人気)

2010年C.スミヨン(ブエナビスタ①着・1番人気)

2010年D.ホワイト(ジャガーメイル18着・5番人気)

2011年N.ピンナ(トーセンジョーダン①着・7番人気)

2011年F.ベリー(ダークシャドウ2着・2番人気)

2011年C.ルメール(エイシンフラッシュ6着・3番人気)

2011年I.メンディザバル(ローズキングダム10着・4番人気)

※2010年ジャガーメイルは15位入線後、18着に降着。

 

 

<データ5>

近代競馬150周年記念競走は1、2番人気馬が0勝

今年の天皇賞・秋は「近代競馬150周年記念競走」として行われます。

これまでの"記念競走"の結果を見ると、1、2番人気馬の勝利はなく、

4番人気馬が7レース中3勝を挙げています。

秋の天皇賞は以前から波乱が起こるレースとして有名で、

1966~1983年の間には1番人気馬が18連敗

1988~1999年にも12連敗を喫しています。

今年は、5戦無敗のカレンブラックヒル、海外GⅠ馬ルーラーシップ、昨年の覇者トーセンジョーダンなど、

4歳と9歳を除く各世代から計6頭のGⅠ馬が出走予定ですが、

果たしてどんな結果になるのでしょうか。

ちなみに、トランスワープは、函館記念、新潟記念と

「近代競馬150周年記念競走」を連勝しての出走となります。

 

近代競馬150周年記念競走の結果と日程は以下の通り。

 1月29日 根岸S     シルクフォーチュン  4番人気

 4月29日 天皇賞・春   ビートブラック    14番人気

 7月15日 函館記念   トランスワープ     4番人気

 7月22日 中京記念   フラガラッハ      5番人気

 8月 5日 小倉記念   エクスペディション   3番人気

 8月19日 札幌記念    フミノイマージン       4番人気

 9月 2日 新潟記念   トランスワープ        7番人気

10月28日 天皇賞・秋

11月18日 福島記念

12月24日 メインレース

 

 

<データ6>

須貝尚介調教師&内田博幸騎手コンビの
2週連続JRA・GⅠ制覇なるか!?

ゴールドシップで菊花賞を制した"須貝尚介調教師&内田博幸騎手"のコンビが、

2週連続GⅠ制覇を狙います。

同コンビは、アーリントンC優勝、毎日王冠2着のジャスタウェイで参戦予定で、

須貝調教師は自身初、内田騎手は2009年以来3年ぶりの天皇賞・秋挑戦となります。

グレード制を導入した1984年以降、同一調教師&騎手による2週連続GⅠ制覇はありませんが、

果たして...。

 

 

ということで、第146回天皇賞・秋(東京競馬場、芝2000㍍)は、

10月28日(日) 15時40分に発走予定です。

熱いレースを期待しましょう!

【Yama】

ゆうしゅんPOGページにて、10月21日終了時点のポイントランキングと、

10月27、28日出走予定のPOG対象馬を更新しました。

詳細は下記のアドレスを参照ください。

http://www.prcenter.jp/yushun/pog/index.html#01

『優駿』11月号本日発売!

『優駿』11月号が本日発売となりました。


『優駿』表紙_2012年11月号.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表紙をご覧の通り、第1特集は「第91回凱旋門賞詳報」です。

編集部Konによる渾身の現地取材の下、レース詳報だけでなく

池江泰寿調教師、C.スミヨン騎手のインタビュー、さらにフランスや

日本でのオルフェーヴルの評価について伺いました。

少し時間がたったいまだからこそ、オルフェーヴルの走りを

思い出しながらじっくりとお読み頂きたいと思います。

もちろん付録のDVDにレースの模様は収録していますので、

こちらも改めてご覧になってみて下さい。

 

さらに第2特集は「第146回天皇賞・秋展望」です。

枠番もすでに発表されましたが、みなさんはこのレース、

どの馬を応援するのか、すでに決まりましたでしょうか?

オルフェーヴルを除いた現役トップクラスの古馬陣に対し、

勢いのある3歳馬の参戦。目移りする豪華な顔触れだけに

なかなか決められないのではないでしょうか。

こちらのページは編集部Higeが担当しましたが、

有力各馬の動向と陣営の意気込みを取材しました。

レース直前まで繰り返しお読みいただいて、勝ち馬検討にお役立て下さい。


他にもトレイルブレイザーが出走予定のブリーダーズCターフの直前展望

ジェンティルドンナの牝馬三冠達成の様子など今月も注目記事が盛りだくさんとなりました。

『優駿』11月号、ぜひお手に取ってご覧下さい。


【Maria】

 

無敗馬の背中を知る男

 2週連続で火曜日に登場、TBTです。

 といっても、火曜担当というわけではありません。

 お気づきかと思いますが、優駿ブログ、この秋プチリニューアル中です。

 先週は月曜日に更新できなくて火曜日に遅れたのですが...。

 

 さて、『優駿』11月号の発売まであと2日となりました。

 巻頭特集は凱旋門賞の完全詳報です。

 DVDにはレース映像を完全収録。

 誌面と映像であの興奮と悔しさを噛みしめ、

 来るべき快挙達成の日に思いを馳せましょう。

  『優駿』表紙_2012年11月号.jpgのサムネール画像 

 リアルタイムの競馬に目を向けますと、今週は天皇賞・秋

 11月号ではもちろん、有力馬を紹介した展望記事をご用意しています。

 さらに「杉本清の競馬談義」には、

 有力馬の一頭カレンブラックヒルとコンビを組む秋山真一郎騎手が登場します。

 実は秋山騎手に取材を依頼したのは、カレンブラックヒルの秋初戦となった毎日王冠の数日前でした。

 取材日は10月10日。

 毎日王冠の結果次第では対談のトーンも変わってくるだろうなと思っていたところ、

 見事、無敗の連勝記録を5に伸ばしてのご登場!

 

毎日王冠_口取.jpg ただ秋山騎手は、連勝というのはそんなに意識していなかったそうです。

 そういえば、カレンブラックヒルの鈴木隆司オーナーに取材させていただいたときにも、

 同じようなことをおっしゃっていました。

 肩肘張らない陣営のスタンスが、カレンブラックヒルの好成績につながっているのでしょうか。

 

 秋山騎手自身の話に戻りますと、GIにはできるだけ騎乗したいと話していました。

 先週の菊花賞ではユウキソルジャー(7番人気)に騎乗して3着。

 流れは向いてきているんじゃないでしょうか。

 対談ではカレンブラックヒルについていろいろと語ってもらいましたので、

 天皇賞の前にぜひ、11月号の「杉本清の競馬談義」をご覧ください。

 
 【TBT】

編集部員のGⅠリポート③ 凄い腕っぷし!

先週に続き、今週もGⅠレースリポートをお届けします。

単刀直入ですが、いや~、とにかく暑かった!

日差しが強くて、10月も中旬を過ぎているのに体感温度は25度以上ありました。

それなのに、お昼に坦々麺を汗だくになりながら食べちゃったんです......。

まぁ、選択肢がなかったんです。ご飯も麺(焼き系)も品切れでして。

 

そんなことよりも菊花賞当日の競馬場はどんな様子だったかというと、

whitebessel.jpgsirobee.jpg

私の好きな白毛馬たちのカットを!

左がホワイトベッセルで、右がシロベエ(すみません。食事中で顔を上げていただけませんでした)です。

ホワイトベッセルは京都競馬場でデビューして3勝をあげたので、

覚えてらっしゃる方も多いと思います。

シロベエはホワイトベッセルの全弟で、残念ながらデビューができませんでした。

今日は、その2頭と一緒に撮影会ができる、というイベントがあったからなのか、

大勢の方が両馬を撮影されていました。

 

さて、メインの菊花賞ですが、ゴールドシップは落ち着いてパドックを周回していたように

見えましたが、実はそうでもなかったのかな、というのが私の見解です。

というのも、ゴールドシップは1番枠でパドックの周回も先頭。

18番トリップとの間が大分開いていて、前に馬がいない状態だったので、

ゴールドシップも精神的に不安定だったのかなと感じました。

須貝調教師は早く誘導馬をゴールドシップの前につけたかったのか、

誘導馬が待機しているところまで駆け足で向かって何かお話をされていました。

pado.jpg 

上の画像は、誘導馬がゴールドシップの前に入った直後の画像です。

 1回ゴールドシップを止めて、誘導馬が前に入ったら間髪入れずにゴールドシップも

動き出したので、少しイライラしていたんじゃないかと思います。 

 

とはいえ、レースの結果は皆さんご存知の通り、

ミスターシービーに匹敵する、いやそれ以上のロングスパートでした。

kikugoal.jpg   

内田騎手は、「向正面でスパートして、直線でも脚を伸ばす馬なんてなかなかいませんから」

と、ゴールドシップの能力の高さを強調されていましたが、

私からすれば、あんなにずっと馬を追い続ける騎手の方が凄いんじゃないかと思います。

  uchida.jpg

マスコミ向けの会見の写真ですが、

私は内田騎手の二の腕の太さに目が釘付けとなりました。

この腕(腕力)だからこそ、1分以上馬を追い続けることができたのだと思いました。

表彰式では志村けんさんと一緒に「アイ~ん」をして、バク宙を披露、

こちらもお見事でした。

 

ゴールドシップの次走は、ジャパンCか有馬記念のどちらかになりそうです。

11月下旬に発売する『優駿』12月号で、菊花賞詳報、ジャパンCに向かうようでしたら、

ジャパンCに関する記事も掲載したいと思います。

【Asa】

ゆうしゅんPOG対象馬の新規馬名決定

「ゆうしゅんPOGノート選手権2012~2013」対象馬で競走馬登録された馬をお知らせいたします。

141番Home From Ozの10 ⇒ エーシンゴールド(栗東・野中賢二厩舎)

154番トーセンリリーの10 ⇒ リリーローズ(美浦・小笠倫弘厩舎)

 

金曜ブログ「知っ得データ集」~菊花賞の巻

金曜ブログ看板2.jpg 

 

今週から、金曜ブログリニューアルしまして、

週末に行われるGⅠ(GⅠがない週は他の重賞)の「知っ得データ」をご紹介していこうと思います。

要は、競馬を見る上で面白そうなネタ、馬券に役立ちそうなネタなどをいくつかピックアップしてみるというもの。

とりあえず年内は続けていきますので、ご贔屓のほど、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

さぁ、今週はクラシック最終戦の菊花賞です。

ダービー馬ディープブリランテ回避は残念ですが、個人的に淀3000㍍のレースって大好きなんですよね。

出走馬&枠順は以下のURLからご確認ください。

http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2012/1021_1/syutsuba.html

 

菊花賞イメージ.JPG

イメージ用に、昔の写真を載せておきます(笑)

 

<データ1>

皐月賞馬の菊花賞成績は?

ダービー馬が不在となり、注目されるのは前哨戦の神戸新聞杯を制した、皐月賞馬ゴールドシップです。

グレード制を導入した1984年以降、去年までに皐月賞馬が菊花賞に駒を進めたのは17例あり、

成績は8勝(うち4頭は三冠馬)、2着2回、3着1回、4着以下6回(競走中止含む)、勝率47%連対率59%という好成績!

ちなみにダービー馬の場合、84年以降だと17頭が出走して4勝していますが、そのすべてが三冠馬なんです。

そして2着が3回ということで、勝率24%連対率41%ですから、

ダービー馬よりは皐月賞馬の方が菊花賞との相性は良さそうですね。

 

 

<データ2>

芦毛馬による菊花賞制覇

前記の通り、今年の主役はゴールドシップですが、芦毛馬による菊花賞制覇も調べてみました。

1977年プレストウコウ

1990年メジロマックイーン

1993年ビワハヤヒデ

1998年セイウンスカイ

2002年ヒシミラクル

個性派ホース5頭ですね。

今年はゴールドシップを筆頭に、アーデントトリップの3頭が芦毛馬ですが、果たして...。

 

 

<データ3>

なんと出走馬の7頭がディープインパクト産駒!

ディープインパクトの初年度産駒は現4歳世代ですが、

昨年の菊花賞には2頭が出走し、トーセンラー3着、フレールジャック10着という結果でした。

それが今年は、なんと7頭がゲートインする予定となっています。

フルゲートが18頭となった1987年以降、同一種牡馬の産駒が菊花賞に6頭以上出走したのは2例あって、

いずれもサンデーサイレンスの産駒でした(2003年=6頭、2005年=7頭)。

ディープブリランテが回避しなければ、父サンデーを凌ぐ8頭出しだったんですね......すごい。

 

ちなみに、ディープインパクト産駒が勝利すれば菊花賞・父仔制覇となりますが、過去の当レース父仔制覇は以下の通り。

1941年 セントライト→1952年セントオー

1949年トサミドリ→1956年キタノオー、60年キタノオーザ、62年ヒロキミ

1964年シンザン→1981年ミナガワマンナ、85年ミホシンザン

1996年ダンスインザダーク→2003年ザッツザプレンティ、04デルタブルース、09スリーロールス

 

ディープ菊.JPG

 

 

 

 

2005年菊花賞を勝利し、三冠制覇を果たしたディープインパクト

 

 

 

 

 

<データ4>

母の父がステイヤーな血統

長距離レースといえば「血統が重要!」......と言われていたのは過去の話でしょうか?

私は菊花賞や天皇賞・春で、新聞の「父」や「母の父」欄に「リアルシャダイ」を見つけるとマーカーをひいていました。

今年、マーカーをひきたくなるような馬は......2頭いましたよ!

ゴールドシップ(母の父メジロマックイーン)

タガノビッグバン(母の父リアルシャダイ)

淀みのないペースでレースが行われれば、きっとステイヤーの血が騒ぐと思いますよ。

 

 

<データ5>

芝3000㍍以上で好成績の騎手は?

長距離は騎手で買え!」とはよく言ったものです。

過去10年間(2002年以降)の、現役騎手の平地芝3000㍍以上での勝利数を調べてみました(敬称略)。

1位 武   豊 [9・5・8・14] 勝率0.250 連対率0.389

2位 藤田伸二 [4・2・4・23] 勝率0.121 連対率0.182

3位 安藤勝己 [3・7・5・18] 勝率0.091 連対率0.303

4位 松岡正海 [3・3・2・15] 勝率0.130 連対率0.261

5位 和田竜二 [3・2・3・21] 勝率0.103 連対率0.172

 

上位5位までの騎手では、松岡騎手がエタンダールで出場予定ですね。

同馬は父ディープインパクト母の父モンジューという、長距離もどんとこいの血統で、

しかも鞍上は松岡騎手ですから、ちょっと面白いんじゃないですか!?

 

 

<データ6>

枠でワクワクしよう!

過去20年の、勝利馬の馬番を調べてみました。

しかし......意外と偏りはなくて、内でも外でも勝っていますね。

3勝=4番

2勝=1番、2番、7番、8番、10番、14番、18番

1勝=6番、15番、17番

とはいえ、馬番を「偶数」「奇数」で見ていくと......。

偶数=14勝

奇数=6勝

偶数番の方が圧倒的じゃないですか!

ええと、ゴールドシップは奇数番枠でしたか...。

 

 

 

ということで、第73回菊花賞(京都競馬場、芝3000㍍)は、10月21日(日) 15時40分に発走予定です。

好レースを期待しましょう!

【Kon】 

ゆうしゅんPOGページにて、10月14日終了時点のポイントランキングと、

10月20、21日出走予定のPOG対象馬を更新しました。

詳細は下記のアドレスを参照ください。

http://www.prcenter.jp/yushun/pog/index.html#01

今週の日曜日は京都に行きます。

今週の菊花賞は私Asaが取材予定でございます。

色々と菊花賞に関する情報をチェックしていて気づいたことですが、

菊花賞当日の京都競馬場内のイベントに、私の興味を惹きつけるものが多いんです。

詳しくは下記URLをクリックしてご確認いただきたいのですが、

http://jra.jp/news/201209/092301.html

お笑いタレントの大御所の方が来場されたり、ジョッキー主催のチャリティーイベントがあったりで、

レースが終わったあとも楽しみがいっぱいです。

それと「白毛馬の撮影会」があるんです。

菊花賞当日のみのイベントで、時間に限りがあるので競争率は高そうですが、

白毛馬に興味のあるかたは是非と思います。

私も遠いところからそっと見てみようかな!?

俗に、ダービーは「一番運の良い馬が勝つレース」、菊花賞は「一番強い馬が勝つレース」と

言われることがあります。

 

先週のように三冠はかかっていませんが、

というより毎年三冠がかかることを期待するのも変なことですが、

長距離戦特有のレース展開の駆け引きを堪能したいと思います。

 

【Asa】

繰り返しご覧下さい!

『優駿』11月号が月曜日に校了しました。

あとは10月25日(木)の発売日を待つばかりとなっていますので、

私Mariaが担当したページの見どころをご紹介したいと思います。

 

『優駿』表紙_2012年11月号.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月号からお届けしていた「近代競馬150周年 特別対談」、

第三弾となる今回は騎手編として、岡部幸雄さんと福永祐一騎手に

ご登場いただきました。

元第一人者と昨年のJRAリーディングジョッキー。

お二人の経験に基づく技術論や将来への展望など

じっくりと語り尽くしていただきました。

自信を持って面白い内容となりましたので、ぜひお読み頂きたいと思います。


11月号のメイン特集は「凱旋門賞の完全詳報」になりますが、

もちろん付録のDVDにも凱旋門賞のレース映像を収録いたしました。

 

『優駿』DVDレーベル_2012年11月号.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DVDですから、思う存分、何回でもご覧下さい。

繰り返し、繰り返し見ていくと101回目にオルフェーヴルが先頭でゴールイン!

ということは残念ながらありませんが、

オルフェーヴルが一番強いレースをしていたことはお分かりいただけると思います。


10月25日(木)の『優駿』11月号発売をお楽しみに。


【Maria】

 

編集部員のGⅠリポート② 牝馬三冠

 先週はロンシャン、今週は淀へ。

 競馬があるならどこへでも、TBTです。

 パリに比べると京都は近くていいですね。

 実は先週、フランスからの帰りの便で、

 飛行機に搭乗してから離陸するまで3時間も機内で待たされたんですよ。

 3時間あれば東京から京都まで行けちゃいます。

 

 そんなことはさておき、ジェンティルドンナの牝馬三冠がかかった今年の秋華賞。

 昨年は菊花賞でオルフェーヴルの三冠、

 おととしは秋華賞でアパパネの牝馬三冠と、

 秋の京都はエキサイティングです。

 

 この日の京都は、午前のうちは青空が見えるいいお天気だったのですが、

 午後からはだんだんと雲がふえてきて天候は曇り。

 とはいえ、暑くもなく寒くもなく、なかなかすごしやすい競馬日和ではありました。

 

秋華賞ゲート.JPG この写真では天気がまったく伝わってこないですね。失礼しました。

 ところで、今年で17回目を迎えた秋華賞は、一度も雨・小雨で行われたことがないんです。

 95年以前のエリザベス女王杯も雨・小雨で行われたことはありません。

 毎年同じ日に行われるわけではないので"特異日"ではありませんが、

 牝馬三冠最終戦は傘いらず。こんな風に覚えておきましょう。

 

 メインの秋華賞を迎える前に、前半のレースで注目を集めていたのが第5レースの2歳新馬。

 ウオッカの全弟タニノタキシードのデビュー戦ということで、

 パドックの周りにはカメラを手にしたファンが多かった気がします。

 

 

タニノタキシード.JPG 最終的には2番人気になりましたが、パドックを周回している時点では1番人気でした。

 レースは2番手から進み一度は先頭に立ったものの、ゴール寸前でトウシンモンステラに交わされ2着。

 次に期待しましょう。

 

 さて、いよいよ秋華賞。

 こちらはパドックでのジェンティルドンナです。

 

ジェンティルドンナpd.JPG これで大丈夫なのかと思うほど気合を前面に出していたオークスのときに比べると

 やや大人しく感じたのですが、

 それでも周回を重ねるごとに気合が入ってきているのが伝わってきました。

 スケール感のある馬体はあいかわらず素晴らしかったです。

 ちなみに、わたしの目に一番のデキに映ったのはトーセンベニザクラ(9着)。


 
 もうみなさんご存知のように、レース前に場内が騒然となった本馬場入場時。

 ジェンティンルドンナが岩田康誠騎手を落としてしまいました。

 

秋華賞_本馬場入場.JPG   ただ、馬が暴れたとか、そういう風には見えませんでしたし、

 岩田騎手も手綱をガッチリ持っていたので放馬することはなく、

 再び騎乗して返し馬に移っていきました。

 あっという間のことだったので、

 現地にいたにもかかわらず、

 この出来事をレースが終わってから知ったという人もいたとか、いないとか。

 

 スタート直前の様子。

 いつのまにかスタンドもファンでいっぱいになり、緊張の瞬間を待ちます。

 

スタート前.JPG 

 ヴィルシーナの先行策で幕を開けたレースは、

 チェリーメドゥーサの一気の進出、

 ジェンティルドンナの猛追。

 そして大接戦となったゴール前。

 スローVTRがターフビジョンに映し出されると、

 レース中と同じくらいの大歓声が再び沸きあがりました。


 
 きわどい結果だったとはいえ、岩田騎手はジェンティルドンナを

 迷わず1着の枠場に導き、勝利の雄叫びをあげていました。

 

秋華賞_ レース後.JPG 
 見どころいっぱいだった秋華賞。詳報は10月25日発売の11月号でお伝えします。

 

 
 【TBT】

ゆうしゅんPOG対象馬の新規馬名決定

「ゆうしゅんPOGノート選手権2012~2013」対象馬で競走馬登録された馬をお知らせいたします。

002番シルバーネックレスの10 ⇒ サンライズシルバー(栗東・音無秀孝厩舎)

007番ヴィアラクテアの10 ⇒ ダノンリュウオー(栗東・松田国英厩舎)

079番シンコウラブリイの10 ⇒ フューチャステップ(栗東・池江泰寿厩舎)

205番ルナースフィアの10 ⇒ タイセイボルト(栗東・矢作芳人厩舎)

 

ゆうしゅんPOGページにて、10月8日終了時点のポイントランキングと、

10月13、14日出走予定のPOG対象馬を更新しました。

詳細は下記のアドレスを参照ください。

http://www.prcenter.jp/yushun/pog/index.html#01

自腹隊ロンシャン遠征記 from TBT Side

 凱旋門賞は3年連続3度目の参戦となったTBTです。

 去年、おととしと行っているのだから、今年行かなくてどうする!

 と、勝手に盛り上がって自腹隊の一員として単独参戦。

 「隊なのに単独」とは語義矛盾のようですが、そこはいったん置いときます。

 

 わたしも出発は凱旋門賞を2日後に控えた金曜の午後でした。

 成田空港に着いても顔見知りはおらず、単独参戦に相応しい旅立ち。

 でも、オルフェーヴルグッズを身に着けた競馬ファンらしき人はポツポツと目につきました。

 搭乗したのは、以前取材班としてパリに向かったのときと同じエールフランス275便。

 あれは2年前、ナカヤマフェスタが2着だった年です。

 

 パリ市内に着いたのは現地時間の夜。

 ホテルについてようやく、オルフェーヴルが大外18番枠に決まったことを知りました。

 

 

1005凱旋門.JPG

 

 

ホテルの部屋のバルコニーからは凱旋門が見えました。

オルフェーヴルよ、あれが凱旋門だ!

と、叫んだりはせず、この日はすぐに寝てしまいました。

 


 

 

 

 

 

 

 フランス2日目の6日(土)。

 ロンシャン競馬場の開催は午後からでしたので、午前中は街を散策。

 ガイドブックは持っておらず、iphoneの地図を頼りにシャンゼリゼ通りを中心にうろうろと。

 もちろん、この日のためを思ってiOSのアップデートはしていません。

 無目的に歩いていたので、とくにお見せするような写真はございませんが、

 「天高く馬肥ゆる秋」っぽい写真をひとつ(「天高く~」の本来の意味は11月号のWIN5でGo!で)。

 
1006市内.JPG 
 午後からはロンシャン競馬場へ。

 日本からの取材陣と顔をあわせ、だんだんと凱旋門賞に向けてテンションが上がってきます。

 ただ、レースの途中からはあいにくの雨。

 場内は人がまばらで、まだまだお祭りムードにはなく、どんよりとした雰囲気でした。

 

1006ロンシャン.JPG この日は全部で8レースありました。

 迎えた最終の第8レース、バルザン賞の出馬表で目に入ってきたのが、

 Samson Happy(JPN) の文字。

 カタカナで書くと「サムソンハッピー」。

 父サンデーサイレンス×母ロッタレースという血統の日本馬。

 エリザベス女王杯を勝ったフサイチパンドラの兄です。

 いまはフランスで種牡馬となり、産駒が走っているんです。

 そのサムソンハッピー産駒、Estarquefigueという馬は2着でした。

 

 夜はエッフェル塔近くのメリーゴーランド前でYamaと待ち合わせ。

 メリーゴーランドというと映画『ダーティハリー4』を思い出すわたしは、

 全然ロマンチックじゃないですね。
 
 
 フランス3日目の7日(日)。

 いよいよ凱旋門賞当日です。

 土曜日と同じく、ロンシャン競馬場へはポルトマイヨというところから無料送迎バスで向かったのですが、

 混雑具合が前日の比ではありませんでした。

 みんなこの日を楽しみにしているんです。

 

 競馬場へ着いてまず向かったのは、凱旋門賞のスタート地点。

 途中、ロンシャン名物の風車の近くでは、早くも宴が始まろうとしていました。

1007風車前.JPG それにしてもこの方たちはレースを見に来てるんでしょうか。

 近くには馬券売り場もモニターもありません。

 

 さて、去年も同じようなことをしたなと思いつつ、ゲートからの眺めを体験。

 

1007ゲート前.JPG  スタート地点はポケットになっていて馬が走るわけではないので、芝は荒れずにきれいなまま。

 地面を踏んだ感触は、ぬかるんではおらず、芝はふかふかとしていました。

 もちろん、走路となるところはこことは違うのでしょう。

 

1007ゲート18.JPG

 

 

 

 

オルフェーヴルが入る18番ゲートは、

ちょうどチェックの最中でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 ロンシャンウィークエンドは、凱旋門賞以外にも大きなレースがあって、

 第1レースが始まるとあっという間に時間が過ぎていきます。

 そして迎えた凱旋門賞。

 

 勝てる! 勝っていいの!? 勝たせて!! なんで勝たせてくれないの...?


 
 一瞬のうちに色んな思いが頭を巡ったロンシャンの直線は長かった...。

 

 最後の直線、右隣から「スミヨン!」という応援の声が聞こえました。

 どこの国の方かはわかりませんが、オルフェーヴルが2着でも嬉しそうです。

 どうやら、馬連か何か、馬券が当たったようでした。


 
 左隣は、小型のビデオカメラを回していた地元Pari Turfの記者さん。

 ビデオのモニターに集中していたのか、レース結果を把握していないようで、

 わたしの顔を見るや、「ジャパンウィン?」と笑顔で聞いてきます。

 首を振って指を二本立てて見せると状況がわかったのか、残念そうな表情に変わりました。

 

   1007レース後.JPG 

 引き上げてくる馬たちをスタンドの上から眺めつつ、

 ウイニングランをして戻ってきた優勝馬に拍手を送った後も

 しばらくボーっとコースを見下ろしていると、

 表彰台が馬に引かれてやってきました。

 


1007表彰台.JPG 
 あの表彰台が日本のホースマンの笑顔でいっぱいになる日はきっと来るはずです。

 そのシーンを見るために、来年もまたここへ...。

 と思ったら、来年はロンシャン競馬場が改修工事に入るのでシャンティイ競馬場での開催なんですか?

 

 【TBT】

自腹隊ロンシャン遠征記 from Yama Side

 

ひとりの競馬ファンとして、

今年の凱旋門賞はライヴ観戦したいという衝動をどうしても抑えられず、

仕事のこととか旅費のこととか、

ろくに考えもせずに弾丸ツアーを敢行してしまったYamaです。

 

TBTも似たようなもので、フォワ賞の中継を観た直後に、

パリ行きの航空券を押さえてしまったとのこと。

そこで急遽結成したのが「ロンシャン自腹隊」。

本誌取材班と区別する意味で、

ブレーメンの音楽隊をイメージしながら、無理やり命名してみました。

  

しかし自腹隊とはいいつつ、飛行機は別々でしたし、

現地でも必ずしも行動をともにしていたわけではないので、

果たして「隊」を名乗っていいものかどうかという疑問は残りますが、

そこはいったん置いといて、

今回の凱旋門賞には、編集部オフィシャル取材班のKonのほか、

TBTYamaの計3名がそれぞれロンシャンを目指したわけです。

 

 

 

10月5日(金)

私が出発したのは、凱旋門賞を2日後に控えた金曜日のお昼前。

成田空港に着くと、顔見知りだらけ。

そりゃあそうですよね、決戦2日前ですから。

もちろん全員、目指すはパリ!

 

前夜まで完全に仕事モードだったため、

うまく頭の切り替えができず、

「これから凱旋門賞に行くんだ!」という実感がなかなか湧いてこなかった私ですが、

このあたりでようやくテンションがあがってきました。

12時間ほどのフライトを経て、外が暗くなった頃、パリ市内に到着。

 

 

 

10月6日(土)

金曜の夜にパリ到着、月曜の早朝にパリ出発という旅程のため、

実際に行動できるのは、土曜日と日曜日の2日間のみ。

日曜日は凱旋門賞観戦で丸一日が終わってしまうので、

土曜日をどう過ごすかがポイントになってきます。

TBTはロンシャン競馬場へ、私はパリ散策という選択。 

 

とにかく歩きまくることにしました。

ロンシャン競馬場のあるブローニュの森凱旋門エッフェル塔は、

パリの西側に位置するので、ホテルもそちら寄りをチョイス。

ルーヴル美術館ノートルダム寺院オペラ座などの

パリ中心部にある定番観光スポットを目指すには東へと向かえば、どこかしらにたどり着くはず。

しかし、私の目当ては観光ではなく、「パリの中の馬探し」。

  blog2寝具店の馬.jpg 

まずは寝具店のショーウインドウから。

歩き始めて10分足らずで発見。

ガラスにも馬のロゴが見えますし、

ベッドの上にも、ナイトキャップを被った馬のぬいぐるみが確認できます。

 

 

さらに馬を求めて、リュクサンブール公園へ。

blogリュクサンブール公園のポニー②2012 Prix de L'Arc de Triomphe 008.jpg

ちびっ子向けのポニー乗馬を発見!

馬も子どもたちも絵になります。 

 

 

リュクサンブール公園をあとにして、

ふたたび歩き始めたのですが、

散策開始からノートルダム寺院のそばを通るまでの間、

日本人とはほとんどすれ違っていないことに気づきました。

いつの間にかマニアックなルートを選んでいたのかもしれません。

そして橋を渡ってセーヌ川の右岸へ!

 

blogGreeting Card.jpg 

マレ地区の文房具店で見つけた馬のグリーティングカード

正方形なのが特徴です。

 

 

午後に入ると雨粒がポツポツ落ちてきました。

blog警官騎馬.jpg

雨を避けようと駅を目指していた時、馬に乗った警官にも遭遇。 

さすがヨーロッパ!

 

この後も馬を求めて散策を続けようと試みたYamaでしたが、

一向に雨があがる気配がないので、いったんホテルへ戻ることにしました。 

 

 

部屋で一休みしている間も雨は降り続け、 

夕刻、風も出てきて雨脚が強まる中、

ロンシャン競馬場から帰ってきたTBTと

エッフェル塔の近くにあるメリーゴーランドの前で合流し、夕食。

blogお約束のエッフェル塔2012 Prix de L'Arc de Triomphe 075.jpg

ライトアップされたエッフェル塔(別の日に撮影)

私はスカイツリーよりもこちらが好きです。

 

blogメリーゴーランド.jpg

TBTと待ち合わせをしたメリーゴーランド(別の日に撮影)

なぜか映画「スーパーエイト」のワンシーンを思い出しました(私だけでしょうか?)。

しかし、「インデペンデンスデイ」の宇宙空母のほうが雰囲気は似ていますね。

 

結局、この日は白ワインを3本も空けてしまい、ちょっと飲みすぎたなと反省。

店を出る時も雨は依然として降り続いていて、

翌日の天気と凱旋門賞の馬場状態を気にしつつ、お開きに。

 

 

 

10月7日(日)

いよいよ凱旋門賞当日。

朝、目覚めると部屋のカーテンから光が漏れています。

外はやや肌寒いも、どうにか天気はもちそうな空模様。

 

そしてロンシャン競馬場。

blogロンシャン競馬場スタンド2012 Prix de L'Arc de Triomphe 057.jpg

スタンドの賑わい。

 

blog日本人専用窓口2012 Prix de L'Arc de Triomphe 010.jpg

日本語対応の馬券発売窓口。

 

blogパドックのオルフェーヴル2012 Prix de L'Arc de Triomphe 043.jpg

スミヨン騎手を背にパドックを周回するオルフェーヴル。

 

blog本馬場入場2012 Prix de L'Arc de Triomphe 050.jpg

本馬場入場時のオルフェーヴル。 

 

 

そして、いよいよレースの時を迎えました。

 

惜しい、あまりにも惜しすぎる、2着。

 

内容については皆さんがご覧になった通り。

ここでは詳しくは触れません。

 

 

失意の中、帰りがけに凱旋門に立ち寄ってみました。

blogお約束の凱旋門2012 Prix de L'Arc de Triomphe 071.jpg

はるか昔、当ブログにて「日本馬が勝つまでは凱旋門に昇らない」宣言をしてしまったため、

今回も凱旋門からの絶景を眺めることはできず。

 

いつの日かきっと...

 

そう誓って、パリをあとにしたのでした。

以上、Yamaにしては写真多めのロンシャン遠征記でした。

 

 

明日からは『優駿』11月号の校了作業が待っています。

「自腹隊ロンシャン遠征記 from TBT Side」をアップできるかどうかは不明ですが、

今日のブログで、パリとロンシャンの雰囲気を少しでも味わってもらえたなら幸せです。

では、また。

【Yama】

2012凱旋門賞リポート⑦~最後に...

レースの翌朝も、オルフェーヴルが入厩しているシャンティイの小林智厩舎に行ってきました。
オルフェーヴルは軽い乗り運動だけ行いましたが、脚元や馬体などにトラブルはないそうです。
とりあえずホッとしました。


前回のブログでも書きましたが、レースでみせた"能力"としては、
出走馬中でオルフェーヴルがナンバーワンだったのは間違いないでしょう。
でも、勝てなかった。
抜け出してから内に切れ込んだのが痛かったわけですが、
その理由は――オルフェーヴル自身に聞いてみたいですね。
人間は、推測するしかありません。
ただ、誤解を恐れずに言えば、「オルフェーヴルらしい」とも思います。
結果は2着でしたが、間違いなく日本競馬の新たなステージへの扉が開かれた瞬間でした。

レースの詳報はもちろん、池江泰寿調教師やクリストフ・スミヨン騎手のインタビューなどは、
『優駿』11月号(10月25日発売)で大々的に掲載しますので、しばらくお待ちください。


~取材こぼれ話~

★いぶし銀の働きに拍手!
今回の遠征は、池江泰寿厩舎、ノーザンファーム、小林智厩舎など、
多くのスタッフの尽力があってこそのものです。
そしてもうひとり(ひとうま?)、なくてはならない存在だったのが、帯同馬のアヴェンティーノでした。

アヴェンティーノ.jpg
環境の変化にナーバスなオルフェーヴルを、ずっと支え続けました。
そして、返し馬でもレースでも、献身的なサポートをしてくれました。
声を大にして、「アヴェンティーノ、お疲れ様でした!」と言いたいです。


★凱旋門、踏破
レースが終わったあと、がっくりしてしまい、かなり長いことプレスルームにいましたが、21時すぎに脱出。
そのままホテルに帰る気にもなれず、「凱旋門をやっつけてやろう!」と、行ってきました。

Triomphe.jpg






凱旋門って、上までのぼれるんですよね。
9ユーロだか10ユーロだったかな?

実は初めてでしたが、この階段が意外と長くて、競馬の後にのぼるのはかなり辛かったです。
でも、凱旋門に負けていられませんから、一回も休まずに踏破してやりました!






エッフェル.jpg







凱旋門の上から見たエッフェル塔。

なかなか綺麗でしたが、個人的には、東京タワーや、横浜のランドマークタワーから見た夜景のほうがすごいと感じました。
日本の夜景は世界トップレベルにあって、フランスに負けていませんよ!


ちなみに、ここで某ライターさんと偶然ばったり会ったんです。
皆、考えることは同じなんでしょうか!?






gaisennmon.JPG
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
地上レベルから見た凱旋門。
のぼってみたら、それほど高くは感じませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
★リベンジ
我々取材班は、「来年以降、この悔しさを絶対に晴らすんだ!」と燃えています。
レースの日に凱旋門をやっつけたのももちろんその一環ですが、
もう少し、具体的なリベンジをしたかったので、考えました。

レース翌日、ひょんなことからシャンティイからパリに移動することになったので、
「だったらリベンジだ!」となったわけです。

kunitoraya.jpg
そう、うどん屋です。
雨の中、40分ぐらい並びましたよ。
そしてついに......。
"なんちゃってうどん"ではなく、パリで本物の"日本の味"を食べることができました。
パリジェンヌがひとりでうどんやカツ丼を食べている姿も見られ、なかなか興味深かったです。

とりあえず、ちっぽけながら、自分たちなりのリベンジは果たすことができました。




今回をもちまして、2012凱旋門賞リポートは終了となります。
短い間でしたが、お付き合いいただきありがとうございました。
明日以降も、通常通りにブログは更新されると思いますので、今後ともご贔屓に!


それと、最後になりましたが、池江調教師や小林智調教師をはじめ、
様々な人たちにお世話になり、無事に取材を行うことができました。
皆様、本当にありがとうございました。
最後の直線、あの馬場をものともせず外から馬なりであがってくるオルフェーヴルの姿は、深く心に刻みこまれました。
日本競馬の未来のためにも、今回の遠征を来年以降に活かせればいいなと願うばかりです。
【Kon】

「あ~!」と言ってしまうレース

10月7日凱旋門賞当日は、東京・新宿、大阪・梅田の映画館で

パブリックビューイングのイベントが行われました。

新宿では406名の方が参加され、会場はビッシリ満席の状態。

熱気がムンムン溢れていました。

映画館の中ということもあって、照明は落とされていたので画像は鮮明ではありません。

私が撮影したのは、レース終了後、レースリプレイが放送されている時です。

publicviewing.JPG

オルフェーヴルが先頭に立った時はもの凄い声援が響き渡ったのですが、

その後は、悲鳴のような...、私も思わず「あ~!」と声が出てしまいました。

イベントに出演されていた細江純子さんも、息も絶え絶えに

喉から絞り出すように、「あ~!」を3回くらい発しましたので、

会場にいた皆さんの思いは同じものだったことでしょう。

その後、レースのリプレイが放送されたのですが、ゴール前はやはり「あ~!」という声が

上がっておりました。

何回見ても「あ~!」と言ってしまいそうですが、目に、心に焼き付けておきたいなと思います。

これから、怒涛の編集作業が待っております『優駿』11月号、

このレース映像はもちろん付録DVDに収録しますよ!

【Asa】

ゆうしゅんPOG対象馬の新規馬名決定

「ゆうしゅんPOGノート選手権2012~2013」対象馬で競走馬登録された馬をお知らせいたします。

125番サーガノヴェルの10 ⇒ イキ(栗東・矢作芳人厩舎)

197番ミスベイブリッジの10 ⇒ アグランディール(美浦・新開幸一厩舎)

 

2012凱旋門賞リポート⑥~がっくり

もうみなさんご存知かと思いますが、オルフェーヴルは2着でした。
 ※ロンシャン競馬場のプレスルームで、インターネットが繋がらなくなってしまい、更新が遅くなりました。


入場.jpg
凱旋門賞の本馬場入場。
アヴェンティーノの前を歩かなければならないので心配しましたが、
実に落ち着いて入場していました。



  レースカットは『優駿』本誌をお待ちください。



レース後.jpg
レース直後のオルフェーヴル。


池江調教師囲み.jpg
人気馬ということもあり、レース後はたくさんの海外メディアからも質問を受ける池江泰寿調教師。
「オルフェーヴルの今後について現時点では決まっていませんが、私自身は、必ずこの舞台に戻ってきます」
とコメントされていました。


ぺりえ騎手.jpg
勝ったのは、C.ラフォンパリアス厩舎のソレミア。
鞍上はO.ペリエ騎手。

ラフォンパリアス厩舎といえば、2006年、ディープインパクトがフランス遠征したときの受け入れ厩舎です。
そして、日本でもおなじみ、ナニワのフランス人・ペリエ騎手ですから、
日本競馬と縁のあるチームにやられたことになります。
なんという皮肉でしょうか。



最後の直線、外から馬なりでオルフェーヴルが進出する姿をみて、ぞくぞくしました。
追い出されて先頭に立つときの脚も、最高でしたよね。
ただ、早めに抜け出したこともあり、最後は目標にされ差されてしまいました。
抜け出してから内にヨレたのは何故だったのでしょうか......。

能力は出走馬の中でもトップ級だったことは間違いありませんが、負けは負けです。
「勝った馬が一番強いということです」という池江調教師のコメントは、勝負の世界の真理だと思います。

とはいえ、凱旋門賞のぶ厚い壁を、日本調教の日本産馬によって崩す日が必ずくる、
そう確信することができたのも事実。
その瞬間を、皆で必ず見届けましょう。

【Kon】

2012凱旋門賞リポート⑤~第3レース終了

いよいよアークデーの競馬が始まりました。

1レース.jpg
本日のオープニングレースは、S.パスキエ騎手のAl Nejmaaが勝利。


まるせるぶーさっく.jpg
第3レースのマルセルブーサック賞は、白帽で白とブルーの勝負服、
O.ペリエ騎手騎乗のSilasolが勝利しました。
ペリエ騎手は存在感を見せますね!


ロンシャンスタンド.jpg

内馬場から見たスタンドです。
凱旋門賞当日は、本当に人がたくさん入ります。


内馬場ポニー.jpg
競馬場の内馬場には、ポニー乗り場があります。
子供たちはとっても楽しそうでした。


ということで、また後ほど。

【Kon】

2012凱旋門賞リポート④~晴れ!

晴れました!

昨日からの雨はあがり、シャンティイ、パリ、そしてロンシャン競馬場も晴天。
パンパンの良馬場にはならないでしょうが、我々取材班の気分も徐々に上昇しています。


121007スタンド.jpg
パドックから撮ったスタンド。


ゴール板.jpg
ゴール板。
要は、一番最初にここの前を通過すれば「勝利」ということになります。


開門待ち.jpg
開門は11時。
その前から、結構な数の人たちが門の前に並んでいました。
もちろん、日本から応援に駆けつけた方も!


このブログを更新しているのは現地7日の13時(日本時間の20時)。
第1レースが13時20分に行われ、凱旋門賞は第6レースで、16時25分発送予定です。
あと3時間半になりました。

【Kon】



本日は、現地フランスの土曜(6日)。
いよいよロンシャンウィークエンドの始まりです。

が、しかし......あいにくの雨。

パドック内引き.jpg

正面スタンド.jpg

実際にレースを見ていても、馬場は重そうです。
最後の直線は、持久力勝負のような印象でした。
このブログを更新している現在(最終レース終了後)も、雨はまだ降っています。
明日の本番も、重めの馬場になりそうですね。


トロフィー.jpg

このトロフィーをオルフェーヴル関係者が手にする事はできるのか!?


今日のオルフェーヴル

今日のアビー20121006.jpg

今朝の、シャンティイでのオルフェーヴル
リヨンのダート坂路を2本、
1000㍍をハッキング、1200㍍をキャンターで流したそうです。
状態は変わりなく順調とのこと。
このまま、何事もなくゲートインをむかえることを願うばかりです。


それでは、また明日、お会いしましょう。
【Kon】

2012凱旋門賞リポート②~一番の注目馬!?

オルフェーヴルのフランスでの受け入れ先は、
日本人として初めてフランスの調教師となった小林智さんの厩舎です。
今日(5日)、その小林智厩舎の馬が、サンクルー競馬場の最終レースに出走しました。

フェロックスサムライ(牡5)というアグネスカミカゼ産駒で、ここまで17戦3勝。
鞍上は、オルフェーヴルのパートナー、クリストフ・スミヨン騎手です。
結論を急げば、今回は3着。
おそらく次走はさらにいい走りをしてくれると思いますよ。

小林さん出走馬.jpg
レース後、脱鞍所に戻ってきたところ。右に見えるのが小林智調教師。




サンクルー競馬場は、パリ地区の、ロンシャン競馬場からもすぐ近くの場所にあります。
小林厩舎の馬を応援した後は、せっかくなので、パリの街中に繰り出してきました。

うどん.jpg
そうです、これがオペラ座の近くにある「うどん屋」です。
行ってみると......ものすごい行列ができていました!
個人的に、「うどん」「たこ焼き」「味噌汁」の3つが、日本人が誇るべき食だと思っていますので、
どんどん世界にアピールしてほしいですね。

ちなみに、我々も30分ぐらい並んでいましたが、結局、訳あって食べることができませんでした。
うーむ...。



えっ、オルフェーヴルの情報?
任せてください。
期待に応えようと、朝、ちゃんと取材してきましたよ!

オルフェーヴルが通る.jpg
左側がオルフェーヴルで、前を歩くのがアヴェンティーノ。
なぜかアップで写っているのは、通りすがりの地元馬です。

オルフェーヴルについてひと言でいえば「順調」。
フォワ賞の前よりも状態がよいのは間違いないそうです。

とはいえ、気がかりなのは、この日に決まった枠順。
なんと、オルフェーヴルは大外18番枠になってしまいました。
これについて池江泰寿調教師は、
「大外は鬼門と思われるかもしれないが、内で包まれるのだけは避けたかった。いい枠だと思う」
とおっしゃっていました。
個人的に、アヴェンティーノ(8番枠)が大外になるよりはよかった気もしますが、
近年の凱旋門賞は、内枠有利の傾向が非常に強く、大外枠が厳しいのは間違いないと思います。
これをどう克服するのか。
どんなレースプランを立てるのか。
がぜん、スミヨン騎手の手綱捌きに注目が集まります。

なお、主な有力馬は以下の通り。
 サオノワ 2番枠
 キャメロット 5番枠
 グレートヘヴンズ 7番枠
 セントニコラスアビー 10番枠
 シャレータ 11番枠
 ミアンドル 13番枠


最後になりましたが、今回の凱旋門賞オフィシャルマガジンをみてびっくりしました。

プログラム.jpg
表紙は、オルフェーヴルが1番手の扱いなんです!
これ、すごいことですよ。
現地でも一目置かれた存在ということですからね。




明日はロンシャン競馬場の様子もお届けできると思いますので、お楽しみに!
【Kon】








ゆうしゅんPOGページにて、10月1日終了時点のポイントランキングと、

10月6、7、8日出走予定のPOG対象馬を更新しました。

詳細は下記のアドレスを参照ください。

http://www.prcenter.jp/yushun/pog/index.html#01

2012凱旋門賞リポート①~前フリ編

今日はフランスのシャンティイからブログを更新します。
そうです、オルフェーヴルが出走する凱旋門賞の取材にやってきたんです!


我々『優駿』取材班は4日の朝、シャルルドゴール国際空港に到着しました。
そこから車でシャンティイに移動しましたが、池江泰寿調教師が毎朝行っている会見には間に合いませんでした。残念。
何もないというのも寂しいので、シャンティイの街中で撮った写真を2枚ほどご紹介しましょう。


カフェ.jpg




















とあるカフェです。馬の絵が描かれていたので思わずパチリ。


工事.jpg









工事をしらせる看板。日本とはちょっと違いますね。


シャンティイからは以上です。


せっかくフランスまで来たので、どこかで競馬をやっていないか調べたら、
障害競走専門のオートゥイユ競馬場が開催しているではないですか。
ロンシャン競馬場の近くなんですが、これまでチャンスがなくて行ったことがありません。
これはもう、行くっきゃない!


オートイユスタンド.jpg

長閑な雰囲気で、観客も純粋に障害競馬を楽しんでいます。


オートイユパドック.jpg
パドックの形が面白いんですよね。


_A043572.jpg
パドックの脇にはこんなものが...。
そうです、障害のビッグレースが行われる競馬場までの距離を示しています。
中山グランドジャンプが行われる中山競馬場までは9738km、
グランドナショナルが行われるイギリスのエイントリー競馬場までは630km、
チェルトナムゴールドCが行われるイギリスのチェルトナム競馬場までは......写真では見えませんね(笑)。


_A043607.jpg
コースを見ると、向こう側にエッフェル塔が!


障害だけに落馬が多く、しかも我々が見ていたレースでは1番人気馬がことごとく期待を裏切ったため、
残念ながら懐が温かくはなりませんでしたが、非常に気持ちのよい競馬場でした。
パリに行かれる方は、ぜひ開催日を調べて、足を運んでみてください。



えっ、オルフェーヴルの様子が書いてないって?
それは、明日以降に期待してください。
ただし、期待はされても、それに応えられるかどうかは何とも言えませんが...。
【Kon】

凱旋門賞ウィーク!

一頭抜け、二頭抜け、三頭抜け.........。

 

いよいよ今週日曜、凱旋門賞が行われます。

このブログで何度もお伝えしているように、『優駿』10月号はその直前情報をドドンと掲載していますが、

編集部の作業が終了してから発売までの間に、状況が大きくかわってしまったことは先週のブログでご紹介しました。

それだけでも頭が痛かったわけですが、ここにきてとんでもない事態になってきました。

 

日本でもお馴染みのスノーフェアリーが脚部不安で年内休養が発表されると、

昨年の覇者デインドリームは、ドイツ国内で馬伝染性貧血(伝貧)が発生した影響によりドイツから出国できず出走不可能、

さらに追い討ちをかけるようにナサニエルが熱発し出走回避というニュースまで飛び込んできました。

 

これほどまでに上位人気馬が続々と回避・出走不可になることなんて過去にあったでしょうか。

3歳の英二冠馬キャメロットの出否について、現時点では情報を得ていませんが、

仮にキャメロットにゴーサインが出されたとしても良馬場希望でしょうし、

ヴェルメイユ賞勝ち馬のシャレータともども、馬場が極端に渋ったら直前回避があるかもしれません。

 

とはいえ、ライバルが減ったのは事実かもしれませんが、決して楽な戦いになるわけではありません。

欧州最高峰のレースをものにするということは、そんなに容易なことではないでしょう。

たとえ能力的に足りていても、です。

 

そして、オルフェーヴルに関して言えば、相手関係よりも「自分との戦い」が最大のポイントとなります。

どれだけフォワ賞から状態を上げられるか、

どれだけロンシャン競馬場の馬場にアジャストできるか、

そして、どれだけ落ち着いてレースを迎えられるか。

そのあたりをひとつずつ、高い次元でクリアできれば、"日本競馬の悲願"が成就すると思います。

 

決戦の日は10月7日(日)――もちろん『優駿』からも取材班を出します。

木、金曜あたりから数日間、現地フランスでこのブログを更新する予定でいます。

 

目印は ↓ こちらのバナー。

YushunBlog.jpg 

 

(競馬以外でも)面白い話を仕入れたらご紹介しますので、お楽しみに!

 ※パリの"うどん屋"情報は載せたいと思っていますが、行けるかどうか......。

 

【Kon】

ゆうしゅんPOG対象馬の新規馬名決定

「ゆうしゅんPOGノート選手権2012~2013」対象馬で競走馬登録された馬をお知らせいたします。

010番フレンチムードの10 ⇒ カレンバッドガール(栗東・平田修厩舎)

135番エイシンマッカレンの10 ⇒ エーシンヒリュー(栗東・松元茂樹厩舎)

159番She's the Queenの10 ⇒ ホークオブサミット(美浦・手塚貴久厩舎)

178番クスノステファニーの10 ⇒ ローレルベロボーグ(栗東・山内研二厩舎)

196番ナムラキャサリンの10 ⇒ ナムラビジン(美浦・新開幸一厩舎)

202番マルサヒロインの10 ⇒ ナデシコホマレ(美浦・矢野照正厩舎)

209番ヒットザボードの10 ⇒ ロジヒット(美浦・古賀慎明厩舎)

 

 

先週金曜日のブログでお知らせしたように、

優駿 Official Blogではこの秋から「GⅠデー現地リポート」をお届けします。

レースリポート、イベントリポート、グルメリポート、場内散策リポートなど、

取材担当者が「これだ!」と思ったテーマでGⅠデーの競馬場の様子をお伝えする予定です。

原則として翌月曜日にアップ(火曜日更新の場合あり)しますので、どうぞお楽しみに!

 

さっそく本題へ。

秋GⅠ戦線の開幕を告げるスプリンターズS当日は台風17号の影響を受け、

阪神開催は中止、中山も晴天ながら午後からは強風が吹き荒れる条件下での開催。

 

Blog-中山上空いらっしゃいませ.jpg

お昼頃の空模様はこちら。

雲は多いですが、強い日差しが照りつけ、スーツ姿の私は汗びっしょりになるほどの陽気でした。

 

本当は「台風17号の接近に伴う中山競馬場上空の推移について」といった

まるで大学のゼミリポートにでもつけそうなタイトルの企画を考えていました。

要するに、スタンドから1時間おきに定点撮影した写真をズラッと並べるだけなのですが、

実際にやってみたところ、

雲の位置が変わるだけで、朝から空模様がほとんど変わらなかったため、

残念ながらボツにしました。

 

ということで、ネタを求めて場内散策を開始。 

スプリンターズSというと、短距離王国・香港からの遠征馬ですよね?

今回は、リトルブリッジとラッキーナインの2頭が来日し、

シンガポールからやってきたキャプテンオブヴィアスとあわせて計3頭の外国馬を迎えての一戦。

 

Blog-香港関係者?サポーター?.jpg

場内にも香港から駆けつけたと思しき応援団(スーツの方も多いので関係者でしょうか?)に遭遇!

Tシャツの背中には、

cheering hong kong's hero horse!

キャップには、

love racing

の文字が光ります。

Blog-スプリンターズS優勝関連.jpg

さらに歩き続けてみると、スプリンターズSの優勝馬関係者に贈られる品を発見。

  

 

Blog-パドック上空に暗雲.jpg

そして、スプリンターズSの出走馬がパドックに出てきた頃には空模様も怪しくなってきました。

雲が黒く厚く、流れるスピードも明らかに速くなっています。

 

Blog-ロードカナロア.jpg 

パドックでのロードカナロア。 

私には、マジンプロスパーとエピセアロームがよく見えました。

 

レース結果については、皆さんがご覧になった通りですので、

ここでは詳しく触れません。

惜しくもカレンチャンのスプリントGⅠ3連勝はなりませんでしたが、

ハイペースの流れからスプリント界の国内二強が早めに抜け出しての攻防は、

大いに見どころがありましたね。

 

とにかく、スプリンターズSまで天気がもったのは何よりでした。

取材後は、競馬場周辺で仲間たちとレース回顧をしながら一杯やりたい気分でしたが、

台風が接近してきていたので、私はそそくさと退散。

電車が運転を見合わせるかもしれないという状況下にもかかわらず、

西船橋で飲んでいた某ライター、某編集部員には敬意を表します。

電車に乗ってから少し心配になってメールすると、

こんな時だからこそ、飲むんです

という返信が。

そんな彼らは真の愚か者であると同時に真の勇者

※この場合の「愚か者」は、森三中・大島が言うところの「ばかやろー」と同義語です。

 

しかし、集団心理の逆を突くというのは馬券戦略にも言えることなので、

ある意味否定はできない判断だなとは思いますが、皆さんは危ない真似はしないでくださいね!

ということで、今回のリポートはここまで。

 

次回は、10月15日(月)にTBTが秋華賞当日の京都競馬場リポートをお届けする予定です。

ただし、この日は校了日なので、場合によっては更新が火曜日にずれこむかもしれませんが、

その際はご了承ください。

では、また。

【Yama】

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