ページの先頭です

凱旋門前哨戦情報

 毎度のことながら、プレビュー記事の編集で頭を悩ませているTBTです。

 次の10月号では「凱旋門賞展望」を担当。不慣れなヨーロッパ競馬と格闘中です。


 12日(日)は凱旋門賞へ向けての重要なステップレースが行われ、

 日本から遠征中の2頭も出走します。

 ヴィクトワールピサはニエユ賞(3歳牡牝)、ナカヤマフェスタはフォワ賞(4歳以上牡牝)にエントリー。

 ニエユ賞、フォワ賞とも舞台は凱旋門賞と同じロンシャン競馬場の芝2400㍍。

 まさに本番に向けての試金石で、本番でも顔を合わせるであろうライバルも出走してきます。

 

 ニエユ賞には、ベカバッドプラントゥールという、地元フランスの有力馬2頭が出走してきそうです。

 ベカバッドは仏ダービー4着のあと、ロンシャン芝2400㍍で行われたGⅠパリ大賞を優勝。

 プラントゥールは仏ダービー、パリ大賞と、2戦続けてGⅠ2着。まだGⅠ勝ちはありませんが、

 パリ大賞では1番人気に推されていました。

 ではこの2頭を破って今年の仏ダービーを勝ったロペデヴェガはどうしたかというと、

 ダービー後はマイル路線を進んでおり、たぶん凱旋門賞には出てこないと思います。


 
 フォワ賞は昨年の愛ダービー馬フェイムアンドグローリーが筆頭格。

 と思っていたら、凱旋門に直行のようです。

 愛ダービーを勝利後はしばらく勝ち鞍から遠ざかっていましたが、

 目下のところは2つのGⅠを含む重賞4連勝中。

 管理するA.オブライエン調教師によると馬の状態は良いそうなので、

 連勝の勢いを本番までとっておくということでしょうか。

 

 代わって浮上するのがバイワード。今年の英GⅠプリンスオブウェールズSの優勝馬です。

 編集作業のためにつくっている凱旋門賞出走予定馬リストからなぜかこの馬が抜けており、

 先日ライターさんと話していて急遽追加しました。

 こういう馬(単にわたしが見落としていただけですけど)が怖いんですよ。

 先週のこのブログでは2歳重賞に出る新種牡馬産駒のことを書きましたが、

 実は、Yamaに指摘されてあわてて追加したのが新潟2歳Sの勝ち馬、マイネイサベルだったんです。

 

 それはさておき、話を新潟からフランスに戻しましょう。

 12日のロンシャンではもう1レース、重要なステップレースがあります。

 3歳以上の牝馬が出走するヴェルメイユ賞です。

 メイショウサムソンが出走した一昨年の凱旋門賞馬ザルカヴァは、

 このヴェルメイユ賞をステップにしていました。

 こちらには昨年の英愛オークスを制したサリスカ

 今年のサンクルー大賞典(99年にエルコンドルパサーが勝ったレースです)優勝馬の

 プリュマニアあたりが出てきそうです。

 

 今週行われるレースでは、11日のGⅠ英セントレジャーも気になるところ。

 こちらには今年の英ダービー3着馬リワイルディングが出走を予定しています。

 ジョッキーはL.デットーリ。馬主は"ゴドルフィン"。

 まだGⅡ勝ちしかありませんが、ここを勝てば凱旋門賞に向けて一気に注目度が高まりそうです。

 

 ヴィクトワールピサ、ナカヤマフェスタはもちろんのこと、

 2頭のライバルとなる馬たちのレースぶりもひじょうに気になる今週のヨーロッパ競馬。

 楽しみなような、想定内の結果になってくれるか不安なような...。

 なお、日本馬2頭が出走するニエユ賞、フォワ賞は、グリーンチャンネルで放映予定です。

 画面に向かって声援を送りましょう。

 
 【TBT】

ページ上部へ