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第1回ひとり菊花賞(新設重賞ではありません)

 

「加齢とともにお腹が出るのは自然の摂理」という

某競馬ライターさんの迷言がありますが、

ぽっこりと出たご自身のお腹を正当化する見事なまでのこじ付けアフォリズムに感心しつつ、

何事も「物は言い様である」ということを再認識させられました。

では自分はというと、まだギリギリ三十代ですし、お腹もそんなには出ていないとは思いますが、

長年の不摂生が祟って、健康診断の数値が年々悪化の一途を辿っているのは気になるところです。

 

そこで「このままではいかん!」と一念発起、

社内の自称"ニセ医者"Uさんに相談してみたらウォーキングを推奨されましたが、

とりあえずよりアグレッシブな選択をして、まずはジョギングを始めてみることにしました。

自分は何もしていないのに、一所懸命走っている馬たちに向かって、

やれ「強い」とか「弱い」といった評価を下すのも何だかフェアじゃない気がしますしね。

 

やると決めた以上はある程度続けなければ示しがつかないので、

長続きさせるために、方針を「無理なく、楽しく!」に決めました。

早く帰宅できた日&休日限定、コースの景観も重視、です。 

 

そして迎えた2009年9月某日。

菊の季節にはちょっと早いですが、

距離ほぼ3000㍍の記念すべき第1回のジョギングを

「ひとり菊花賞」と銘打ってモチベーションをUP!。

間に合わせのTシャツに短パン、テニスシューズを身に纏い、いざスタートです。

緩やかながらいきなりアップダウンがあって、

その後、コーナーを3回曲がるトリッキーな序盤を乗り切ると、

景色はいいけど長い長いバックストレッチを迎えます。

 

IMG_4404.JPG

神社へと続く参道はなかなかのグッドロケーション。

夏は蝉時雨の中、マイナスイオンに包まれるヒーリングスポットです。

写真は朝の様子ですが、走っているのは夜中...。 

 

1000㍍近くある直線では、他のランナーと抜きつ抜かれつの不毛な攻防に精を出す私。

虚栄心が顔を覗かせて、ついペースアップしちゃうんですよね。

おかげで息も上がり、

ラスト1000㍍は「ビートルズがやってくる ハァ!ハァ!ハァ!」です(←若い人は知らないですよね?)。

でも、どうにかこうにか歩くことなくゴールして、走破タイムは約15分。

菊花賞レコード3分02秒7の約5倍も要する遅さで時速にして約12㌔、キャンターにも及びません。

 

すべてのサラブレッドに完敗です。

すべてのサラブレッドは偉大です(ホントに)。

 

一定のスピードで走り続けることのリアリティーを久々に味わったことで、

明日から競馬を見る目が変わりそう...。

【Yama】 

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