「競馬場の廃止」は何も日本だけのことではありません。
ご存知の方も多いと思いますが、アメリカ・ロサンゼルス近郊にあるハリウッドパーク競馬場が
今年いっぱいをもって70年を超える歴史に幕を閉じます。
ハリウッドパーク競馬場といえば2005年7月3日、アメリカンオークスで、
シーザリオが日本馬初の「アメリカGⅠ制覇」を成し遂げた地でもあります。
そして、運よく私はその歴史的瞬間の地に立ち会うことができました。
(写真はいざ調教に向かうシーザリオです)
日本馬が海外遠征する際は、それにあわせて報道陣も大挙詰め掛けます。
場合によっては「集まった全報道陣の半数以上が日本人」なんてケースも多々あります。
しかし、なぜかこのアメリカンオークスには
日本から来た報道陣がほとんど見受けられませんでした。GⅠといえどまだ知名度もそれほど高くなかったからでしょうか。
現地で顔を合わせたのは、執筆陣では秋山響さん(当時TIS所属。今でも海外ニュースなどでお世話になっています)と、平松さとしさん(本誌でお馴染み。日本馬の海外遠征は必ず見に行っている無尽蔵の体力の持ち主。いつも優駿ロングインタビューでは無理をきいてもらっています)くらい。
カメラマンさんも本誌から同行した山本輝一カメラマンを含め3、4名程しかいませんでしたね。
それにしても貴重な体験でした。
さて、この競馬場は名前に"ハリウッド"という華麗な名前がついていますが、
実は・・・あまり治安の良い場所ではありません(汗)。
はっきり言って怖いです。
同競馬場のすぐ近くに「吉野屋」がありました。
シーザリオ担当のK助手と、レーシングマネージャーのKさんがここを訪れた際、
浮浪者風の男性が詰め寄ってきて、「牛丼奢ってくれ!」と迫ったそうです。
K助手は怖くて車の中に逃げ込んだのですが、
「(マネージャーの)Kさんが逃げ遅れた」と
K助手はシーザリオの調教後、恐怖体験を語っていました(笑)。
ここでハリウッドパーク競馬場の存在を後世に記すため(大げさですが)、
スナップショットを少し紹介します。
←競馬場前の駐車場。カリフォルニア特有の青い空と強い日差しを思い出します。
競馬場パドックの内側より撮影。木漏れ日が眩しい
最後にお約束観光ネタとして、夕焼けのサンタモニカビーチ(笑)
それにしてもどこであれ、競馬場の廃止はやっぱり寂しいなあ。
【Aozo】

