欧米でいま、最も注目されている馬といえば、
アイルランドのシーザスターズ Sea the Starsと、
アメリカのレイチェルアレクサンドラ Rachel Alexandraでしょう。
2頭とも、今週土曜(9月5日)に出走する予定です。
シーザスターズは鹿毛の3歳牡馬で、今年、ナシュワン以来20年ぶりに英二冠馬となりました。
二冠達成後は古馬混合のエクリプスS、さらに英インターナショナルSに勝利。
特筆すべきは、これまで倒してきた相手が、その後、次々とビッグレースを制していること。
マスタークラフツマンは愛2000ギニーとセントジュームズパレスSを、
フェイムアンドグローリーは愛ダービーを、リップヴァンウィンクルはサセックスSを、
そしてコンデュイットはキングジョージを勝利したんですから、
シーザスターズの戦績には文句のつけようがありません。
母は1993年の凱旋門賞を制し、同年のジャパンCにも出走したあのアーバンシーだけに、
日本の競馬ファンにも馴染みがあると思います。
同馬は愛チャンピオンSに出走して、フェイムアンドグローリーらと戦う予定です。
とはいえ、馬場状態が悪くなりそうなら出走回避もあり得ます。
"出てくれば"大注目の一戦となるでしょう。
一方のレイチェルアレクサンドラは、鹿毛の3歳牝馬です。
ケンタッキーオークスで2着馬に20馬身1/4差をつけて勝利し、ファンの度肝を抜きました。
その後、カーリンなどで知られるJ.ジャクソン氏らへトレードされたこともあり、
勇躍、トリプルクラウンの第二戦となるプリークネスSに出走、ダービー馬らをおさえて快勝しました。
その後、ベルモントSは回避しましたが、3頭立てのマザーグースSを19馬身1/4差で勝利し、
さらにハスケル招待SではベルモントSの覇者サマーバードを6馬身ちぎって圧勝しました。
レイチェルアレクサンドラは3歳戦のトラヴァーズS(8月29日、勝ち馬サマーバード)ではなく、
歴戦の古馬が待つウッドワードSに出走することになりました。
牝馬路線が整備されているアメリカにあって、これだけ"挑戦"を続ける彼女の存在は稀有であります。
こちらのレースもぜひ注目してみてください。
【Kon】

