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久々の美酒のあとには

 重賞プレイバックのアラカルトを作成していると、様々な記録を目にします。

 8月16日(日)に行われた2つの重賞では、長らく重賞制覇から遠ざかっていたふたりの騎手の記録が印象的です。

 これまで、現役騎手のJRA重賞競走勝利最長間隔は、上村洋行騎手の約9年7カ月半でした。

 この記録を上回ったのが、ピエナビーナスでクイーンSを制した古川吉洋騎手。
 97年11月30日に阪神3歳牝馬Sをアインブライドで制して以来、実に約11年8カ月ぶり、2度目のJRA重賞勝利となりました。

 同日の小倉では、酒井学騎手がサンダルフォンで北九州記念を制覇。
 酒井騎手もJRA重賞は2勝目で、タフネススターで制した01年カブトヤマ記念以来、約7年10カ月ぶりの重賞勝ちでした。

 酒井騎手に次ぐのが石橋守騎手。石橋騎手は、98年ウインターSをマチカネワラウカドで制したのち、06年シンザン記念をゴウゴウキリシマで勝利するまで約7年1カ月の間隔がありました。

 この石橋騎手と先の上村騎手、実は久々の重賞制覇を飾った年に、さらに大きなタイトルを手にしています。

 上村騎手はロイヤルスズカで98年スワンSを制したのち、約9年7カ月の時を経てスリープレスナイトで08年CBC賞に勝利。そのスリープレスナイトで同年のスプリンターズSを制しました。

 石橋騎手の06年といえば、メイショウサムソンとのコンビで皐月賞と日本ダービーの二冠を達成した年です。

 巡り合わせの妙なのか、長いトンネルを抜けたあとには、さらなる歓喜が待っているものなのかもしれません。


 古川騎手と酒井騎手の今後はいかに。

 

【TBT】

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